ヴィンテージ市場でもなかなか見つかることのない、メンズやキッズでは無い"レディース"サイズの1940~1950年代物のホースハイドエンジニアブーツになります。 アウトソール/約26cm (ナローな木型の為およそ23-23.5cm相当) 横幅/約9.5cm ハイト/約22cm (元は9インチハイトになるかと思います) ヒール高/約3.5cm この年代特有の甲にくっきりと付いたクリッピング跡、 アッパーのテング部分のピッチの細かさや黒塗りが剥がれた真鍮製の縦長ローラーバックル、 レザーソールにハーフラバー、足して釘を多数打ち込んである点から間違い無く40-50年代のオリジナルと断定出来ます。 (ハーフソール角に"9 IRON"の記載あり) 皮革に関しましても現代のものとは明らかに異なるホースハイドの茶芯、肉厚な張り感に対してのしなやかさ、照り感ふまえ非常に素晴らしいクオリティの1足になります。 ほぼ刻印は消えかかってますが"23450 5"という印字が拝見できる事から、最後の数字がサイズにあたりおよそUS5(23-23.5cm)で間違いないかと思います。 シルエットや履き口の切りっぱなしの仕様、 爪先の潰れ方やバックルの形状、そしてウェルトステッチが"チェーンステッチ状"になっている特徴から、 大阪の新品屋ACORN様で221,000円で販売中の『50s Engineer Boots』と同メーカーの品で間違い無いです。 https://acorn-onlinestore.com/products/5ab15d1 状態につきましては、 若干着用の形跡がある約80年近く前の品物ですので革自体の細かなシワや擦れがありますが、 皮革自体のコンディションは厚みも申し分無く非常に張り感やツヤが残っておりクリッピングも非常に鮮明に出ておりかなり良い個体になるかと思います。 中底やライニングの劣化もほぼ御座いません。 ソールの磨耗や履き口ステッチの糸ほつれ等こそ御座いますが、そのままでもご着用可能なレベルですのでご安心下さい。 ※なるべく細かく状態を記載させて頂いておりますが、画像と説明よりおよその状態をご判断頂けると幸いです。 このサイズの当時もののホースハイドエンジニアブーツはまず出る機会が無く大変貴重な1足になりますので是非ご検討下さい。