太田節次 作品 本物 です。 作品名　 雪中之花　 (美人画) 冬になると甘くかぐわしい香りを漂わせる水仙。 雪の中で春の訪れを告げるので、別名「雪中花」とも呼ばれています。 水仙にたとえられる2人の女性とバックの梅が初春の楚々とした風情を醸し出しています。 (砂目)石版で刷られた作品です。 時代を感じる素晴らしい作品です。 ほどよく部分的に赤色で手描き彩色されています。当時の砂目石版には手描き彩色技法がしばしば用いられているようです。 砂目石版 明治時代に入り、これまでの伝統的な木版印刷に加えて、銅版印刷、石版印刷、活版印刷など多様な印刷技術が日本に流入し積極的に実用化されていきます。明治20年代頃は特に「砂目石版画」という、一見すると鉛筆画のような素朴な印刷物が人気を博し、額絵、雑誌付録などの印刷に利用されたが、樹脂凸版によるカラー印刷（原色版印刷）が始まり、また金属平版が発明されるに及んで、重くて取扱いの不便な石版はしだいに衰退しました。しかし、その技法は金属平版に受け継がれ、また芸術的版画としてリトグラフの名でいまも画家に利用されています。 明治になり西洋文化を取り入れる中、奥行きを正確に遠近法や一点透視図法、更には黄金分割などの絵画技法を、日本でも、取り入れるようになったことを物語る作品です。 サイズ 約44.5cm×約33.5cm 明治25年印刷 ヤケ 縁破れ 縁欠損 シミ 裏打ち有り 神経質な方はご購入しないでください。 ご理解いただける方のみご購入をお願いいたします。 商品の刷り、状態、説明などに関しましては画像をよくご覧いただきご判断ください。 尚、当方は匿名配送としますのでご理解ください。 #雪中花 #美人画 #水仙 #浮世絵 #江の島 #富士山 #太田節次 #明治時代 #砂目石版 #石版 #版画 #着色 #印刷 #刊行 #浅草 #錦絵